photo-g 第42回 テーマ「リラックス」
2010年12月16日
2010年12月16日発行 vol.474写真コンテストphoto-g テーマ「リラックス」審査結果
審査員プロフィール
写真教室「レンマイ」講師：沖野豊氏
大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。地元「京都」をテーマとして、光と影の心象風景で大阪・東京で個展を多数開催。活発な創作活動と熱心なアマチュア指導で知られている。富士フォトギャラリー京都・大阪写真教室、SONY写真教室常任講師。現在、大阪・京都・神戸で6会場12クラスを担当。月刊カメラにて「バンコク通信」連載中。
www.thirdstage-04.com
グランプリ「海辺の茶屋」の窓辺にて 杉江明美（4★歳 主婦） カメラ機種：Canon EOS Kiss X2
撮影意図：沖縄旅行の途中まったり過ごした私のリラックスタイム。
沖野：とてもスローな雰囲気が漂っています。決して綺麗な写真ではありませんがある意味「綺麗な写真」です。この写真を見て私は「リッラックス」できました。
金賞「昼下がり」 maki（26歳 主婦） カメラ機種：不明
撮影意図：時折この公園に出没する、人が近付こうが触ろうが一切気にすることなく、至ってマイペースな猫さんのまどろみの昼下がり。
沖野：このテーマでは「定番」的な作品ですね。でも選んでしまいました。猫が訴えています「選べ」って・・・・思わず噴き出してしまいそうでリラックスしました。
銀賞「Cafe」 Mami Tsukamoto（37歳） カメラ機種：Canon EOS 7D
撮影意図：お気に入りのコーヒーを前に、ほっ・・ひと息。カフェアートにピントをあわせて。
沖野：ラテですね、、、この手の写真は見るてに「飲みたい」と思わせることが出来るかどうかが基準ですね。一番テーマにストレートな写真です、また背景の持って行き方にもセンスを感じます。
＜総評＞
今月のリラックス！全14点でしたが久しぶりに中身の濃い作品でした。
3点に絞るのが難しく選んだ3点は別途、講評しますが次の作品たち、惜しかったです。
「気持ち良い」「朝光」「いちご」「日曜日の昼下がり」などなど。。。
まず、主題をはっきりさせる事です。作者が何を伝えたく見る側はどれを感じ
取れなくてはいけません。今回はそれが出来ている作品が多かったのです。
はっきりさせましょう！！！自分の主張を！！
それが弱いとその作品からは何も伝わりません。技術も大切ですが、
「見せる、伝える」それにしっかりレンズを向けシャッターを押す！
今のカメラ、それでそこそこ写ります！
技術なんていくらでも後から勉強できます。
この調子で、来月。。。。期待しています。
次回のテーマ
1月16日号では2010年の年間大賞を予定しています。
2月16日号掲載 「音」（締切1月31日必着）
想像力豊かに、音を感じられる写真を撮ってみよう！
3月16日号掲載 「夢」（締切2月28日必着）
こどもの頃からの夢、昨日見た夢、明日の夢。
4月16日号掲載 「本気」（締切3月31日必着）
見せて下さい。あなたの本気。力強い作品待ってます！
【宛先】メール：info@webbkk.com
郵送：889 Thai CC Tower 19Fl, 199Room,
South Sathon Rd, Yannawa, Sathon, Bangkok 10120
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